結婚式のトラブル

プランナーを長く続けているとハッピーエンドだけではなく、数多くのトラブルにも遭遇する。

式場側のミス、顧客側の行き過ぎた要求と双方にケースがあり、結論から言えば窓口相談の際、お互いが納得して契約を結ぶこと。

これは当たり前の話なのだが式場側も契約を取る為に必死で接客をする。
過大に話を盛る、あるいは出来ない事を出来ると言ってしまっており(特に不慣れなスタッフ)、後で食い違いが生じる事は良くある話。

「そんなことは言ってなかった」「そんな事は聞いていない」「話が違う」

「無形」である結婚式は、内容が見えにくい。

式場だけの先行イメージで契約をしてしまうとトラブルの元になります。

また、今の時代、式場側も選ぶ権利があります。
もちろん、最大限顧客の要求には答えるべきですが、それがどうしても叶えれない場合、希望に添えない旨しっかり伝えるべきです。

スタッフはトラブルが続けば体力を消耗し、精神的にも追い込まれ離職に繋がる。

そして顧客側は悲しい思い出しか残らない。

某大手外資系ホテルの社訓に良い言葉があります。

「アソシエイトを大切にすれば、アソシエイトがお客様を大切にする」

アソシエイトとはスタッフの事。

コロナ過、結婚式の数が激減して式場側も顧客獲得に必死で奔走している。

良い結婚式を挙げる為、目先の事がだけでなく、お互い先を見越して契約を結んで欲しいと思います。