図書館での一人の時間

 最近、近くにある図書館を利用し始めた。自転車で片道7,8分程度と比較的近く週3,4程度で通い始めました。

退職して1か月、現在、僕は奥さんと二人暮らし。結婚して5年、今月末に奥さんは出産を控えており新しい家族が加わる予定。
実は、昨年一人男の子が生まれていたけど、かなりレアな指定難病(先天性横隔膜ヘルニア)により、結果、生まれて一週間で亡くなってしまった。
奥さんは30代後半、子供が好きで、前回の事もある為、特に今回は慎重になっており、また、人よりつわりがひどく、前回は1か月半入院したほどで、妊娠時の体調は他の人と比べても特に辛そう。通院している大学病院でもお腹の大きい看護師さんが働いているのを見かけると、働けている人も、うちの奥さんのように働けない人も、いずれも妊婦さんは大変な思いをしているのだと感じます。

心の葛藤

さて、自分はと言うと、元々周りを気にして生きてきて、勝手に疲れてしまった性格で、その為、あまり人と関わらず一人の時間が好きな僕は、自宅にいても何か話さなければいけないという思い込みがあり(実際人はそんな事は望んでいないと思う)ストレスを感じてしまうことがある。体調の優れない家族が望むこと(雑談含む会話)をする、でも、自分は本を読んだり英語の勉強したりスマホゲームしたり、料理したり好きなもの食べに行ったり、自分の時間を有意義に使いたいという思い、「自己成長の為の大事な時間」を、悪く言えば「相手の暇つぶしの会話に自分の時間を費やしている」と感じてしまっている事にストレスがあり、でも、もちろん体調が悪いときに少しでもフォローしてあげたいという想いと相互で葛藤している状態。

読み返すととても身勝手な言い分にも見えてしまうけど、自分の正直な気持ちなんだと思う。

人がいるけど一人の時間

そんな時思いついたのが図書館。無料で使えるから利用者も多いけど、一番良いと思ったのは、全く知らない赤の他人が黙々と勉強している環境と言う事。静かな環境で多少咳き込んだり(後鼻漏(こうびろう)持ち)したらと気になるけど、ほとんど気にならない。同じ勉強するという目的を持って集まっており他人も他人を気にせず一人の時間を勉強という目的を持って過ごしている事が分かっている為、話さなければならないというストレスがなく自分の時間に没頭できる。
また、3階建て構造で各フロアも比較的広く、社会人のみ利用のフロアは、デスクの横の窓から、施設の隣にある大きな公園が見える環境な為圧迫感もない。その他、地下には「Sugakiya」が入っており、小腹が空けばラーメン、小休止はソフトクリーム(ミニなら¥110)を食べたりして過ごすことができる。

気分転換に館内を散策、公共の施設である為利用者も様々で中には連日ホームレスっぽい人も見かける。周りに多少人がいる事から、独特の匂いはなさそうだけど、風貌からそう思われ、明らかに涼みに来ているだけのような人もいる笑 既存の本を読みに来る人というより、各目的に合わせた空間の利用が図書館の利用方法としては増えていそう。

他の一人空間

近所の「コメダ珈琲」も快適。喫煙、非喫煙スペースも分けて設けてあり、近年、肩身の狭い喫煙者には利用も多そう。以前、同店について「”空間を提供”するお店」と、本で読んで認識していた為、目的が飲食だけでなく、場所にお金を払っていると思えば長居してもさほど気にならない。僕と同様に本を開いて読書や勉強を目的に来ている学生も見受けられ、また、コーヒーが苦手(-_-;)な僕は、クリームソーダ、チョコレートパフェなど、ちょっと懐かしい、少し贅沢なデザートを食べるという楽しみもあり、常識範囲で滞在できる過ごしやすい場所だと思います。

まとめ

いずれの場所も共通するのは、同じまたは近い目的を持った赤の他人がいる場所だということ。
共に僕の目的には合っており、今の生活環境と、自分の目的達成の為に利用できる場所としてこれからも有効に使っていきたいと思いました。

母子ともに無事に出産できるよう一緒に頑張ります!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です