沢庵の話
子育ては体力勝負。
全ての資本は健康である事。
食生活では、なるべく食べたい物を食べる。比較的食には関心があり、幸い好き嫌いもほとんどないので、肉も魚も野菜もバランス良く食べ、美味しそうなお店があれば外食もする。
我慢はストレスになるので食べたいものがあれば食べる。
奥さんは真逆。
以前、母親から、亡くなった祖母からの教訓だと教えられた言葉を奥さんに話した事がある。
「家では沢庵を食べなさい」。
これは将来困らないように、常日頃から贅沢せず、辛抱して気持ちの面でもお金に関しても大事にしなさいと言う意味で、つまり、人に関わる外ではケチケチせず紳士に振る舞い、人目につかない自宅では、お金をかけずに辛抱しなさいという例え。
高金利時代の貯金思考の話しで、この話を奥さんにしたところ、全く通じず戸惑ってしまった。
なぜか。奥さんはそもそも沢庵を辛抱して食べるイメージのものだと思っていなかったから。
ご飯のおかずはむしろ漬物だけでいいという、食にほとんど関心がない奥さんならではの感想。
人の価値観は様々だと実感。
沢庵こそ、日本の食文化を支えて来た大事な食べもの。
子供がもう少し大きくなったら、テーブルを囲ってご飯を一緒食べたいと期待が膨らむ。
さて、子供は沢庵食べれるかな笑